タイル直貼り外断熱工法 ② 検体作成

本試験の目的は、外断熱工法タイル張りは安全性を担保できるのか?がテーマです。

昨今の現場では、気象条件・熟練工不足・工期問題等により施工品質低下があると私は思います。

施工品質の確保に断熱材が貢献できるのか?


さて、今回は検体作成です。

3倍希釈程度の吸水調整剤を断熱材表面へ塗布します。

事前準備としてタイル上端+5mmの位置に布テープにて養生を行った。

断熱材表面全体へ塗布


今回はプレミックスモルタルを使用。

25kgに対して水:5l。

断熱材へ塗布

コテ圧を掛け塗り付ける

塗り付けイメージとしては、断熱材表面の気泡体へ貼り付けモルタルが充填できるようにする。

塗り厚は5mmで表面にクシ目を立てる

タイル貼り付けに関しては、タイル裏足に充填できるように行いました。

モルタルの硬化前にタイル2枚ずつの検体へ切り分けました。

養生方法は雨の掛からない場所での屋外養生です。


次回は観察して破壊します。


日豊技建工業 株式会社

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