外断熱工法には使用断熱材だけでなく、工法を比較しても湿式・乾式、通気・無通気といろんな種類がありますが、弊社でRC造の外断熱工法で最も有効で合理的な工法は、「湿式・無通気」の組合せと考えます。
建築従事者の人口が減少する中、工事管理者だけでなく作業員の獲得も難しくなっている現在の状況で、安定した施工品質を維持するためには工程をシンプルにし、単一㎡での作業員数を減らし、工期を短縮する事が必要と思います。
型枠の脱型時に仕上げ下地が完成していれば、断熱工事・下地左官工事を省く事が可能です。
特別な施工・副資材は必要なく、従来と同様に型枠工事時に断熱材を留め付け打込むだけで仕上げ下地を作る事が可能です。
タイルは断熱材の上に直貼り可能です。
万が一、何らかの要因で不陸調整が必要な場合も、コンクリート躯体の下地調整と同様の工程で対応可能です。
妻壁 タイル直貼り
階段も断熱材の欠損無く施工可能です。
塗装面はクラック防止・硬度確保ではメッシュ全面貼りの上、下地調整が必要ですが
手の届かない部位や目透かし貼り等及び硬度を必要としない部位では直接塗装も可能です。
RC造新築では、「エコスボード」を使用した外断熱工法をおすすめ致します。
0コメント